スクール課題:お店のキャンペーンバナー

制作したバナー

概要

デザインスクールSHElikesの課題で、実店舗のあるお店のキャンペーンバナー制作に取り組みました。

使用ツール:Photoshop

制作時間 :9時間

製作時期 :2023年1月

要件

制作目的実店舗ありのお店のキャンペーンバナー
ターゲット・お店を利用しているお客さんのうち、会員登録をまだしていない人
・お店をまだ利用したことのない人
サイズ1200×628 px
必要な要素・新店舗オープン記念
・期間内に1000円以上お買い上げで会員限定1000ptキャッシュバック!
・2022.8.1 MON~2022.8.17 WED
・※一部対象外の商品がございます
・実質0円でお買い物!
・SHE storeのロゴ
遷移先お店のWebサイト
方向性イメージ・伝えたい情報が多いのでとにかくお得!ということを目立たせたい
・写真は使用無しで文字のみのバナーにしたい
指定条件・テーマカラーは水色とピンク
・ロゴの色はデザインに合わせて変更可能

工夫したところ

1.ポップでにぎやかな背景

要件からはどんなジャンルのお店か分からなかったため、「1,000円以上お買い上げで」の文言から、1アイテム400~500円くらいのリーズナブルな雑貨屋さんを想定。手に取りやすい価格から連想したポップな雰囲気が出るように、指定カラーのピンクと水色でランダムな大きさの正円のあしらい作成しました。バナーに奥行きが出るように、正円にはガウス(ぼかし)をかけて、手前の文字との差をつけました。

2.「記念」をイメージしたリボン

「新店舗オープン記念」のお祝い感をイメージできるように、リボンのあしらいにしました。

3.控えめなロゴ

「とにかくお得!ということを目立たせたい」という要件から、お店のロゴの優先順位は低いと考え、ロゴはグレーにして主張を控えめにしました。

4.「1,000」と「キャッシュバック」をアピール

お得感を目立たせるために、「1,000」と「キャッシュバック」は暖色のピンクと太いフォントウェイトで強調。数字の単位の「pt」の優先度は低いため、「1,000」とかぶせて配置することでコンパクトにまとめました。

5.デザインの邪魔をしない注意書き

注意書きは優先度が一番下のため、他の要素の邪魔をしないようにグレーにして、フォントサイズはギリギリ読める大きさにしました。

6.わかりやすいキャンペーン期間

キャンペーン期間をわかりやすくするため、水色の帯を引いてメイン要素とエリアと分けました。月日のみフォントサイズを大きくして、ぱっと見たときにキャンペーン期間がわかるようにしました。

7.雲のような吹き出しでわくわく感

「実質0円でお買い物」できるわくわく感を出すために、吹き出しはもくもくと雲のような形にしました。キャンペーン期間と同じ水色の背景ですが、キャンペーンのテキストよりも吹き出し内のフォントウェイトの方を太くすることで、お買い得なことを強調しました。

制作を通して学んだこと

モノトーンカラーを入れるとメリハリが出る

当初はピンクと水色の2色のみで本バナーを制作していましたが、どこか単調な印象がありました。優先度の低い文字をグレーにすることで、バナー全体にメリハリを出すことができると学びました。

暖色と寒色の見え方

「暖色の方が寒色よりも手前にあるように見える」ということを知識としては知っていましたが、本バナー制作を通して実感しました。制作過程でピンクと水色の配色を入れ替えてみることで、一番強調したい部分には暖色が適していることがわかりました。

フォントウェイトの選び方

情報の優先度の高→低に合わせて、フォントウェイトも太→細とすることで、似たあしらい・似たフォントサイズでも、優先度順に目立たせることができると学びました。