スクール課題:アプリのサービス訴求バナー

制作したバナー

概要

デザインスクールSHElikesの課題で、ペットグッズが作れるアプリのサービス訴求バナーの制作に取り組みました。

使用ツール:Photoshop

制作時間 :13時間

製作時期 :2023年1月

要件

制作目的アプリのサービス訴求バナー
ターゲット・ペットの写真を使ってグッズを作りたいと思っている人
・撮った写真をスマホのアプリで手軽にグッズにしたいと思っている人
サイズ1200×1200 px
必要な要素・写真を撮って送るだけ!
・あなたの大切なペットがオリジナルグッズに!
・今すぐアプリをダウンロード!
・サービス名のロゴ
遷移先アプリのダウンロードページ
方向性イメージ・ペットの写真を目立たせて、ペットを飼っている人の目を引くようにしたい
・ペットの写真を撮るだけでオリジナルグッズができる、ということが
 デザインだけで分かるようにしたい
指定条件・犬または猫の写真を使用する
・オリジナルグッズはマグカップを想定
・ロゴの色はデザインに合わせて変更可能

工夫したところ

1.日常でのグッズ利用をイメージできる写真

サービス概要が「ペットのオリジナルグッズを作る」のため、ペットと同じように、オリジナルグッズも日常で身近な存在となってほしいと考えました。

日常生活の中でグッズを利用しているシーンをイメージできるように、テーブルの上にマグカップが置かれた写真を選びました。マグカップの画像素材そのままではテーブルと背景の色味に変化がなく、「テーブルの上にマグカップが置かれている」という状況が分かりづらかったため、画像の上部2/3程度を別のグリーンの背景に変更しました。

利用した画像素材

グリーンの背景を置くことで、テーブルとマグカップ、その後ろにグリーンが見えるというように、背景が何なのか分かりやすくしました。テーブルの画像の後ろにシャドウをつけることで、グリーンの背景の奥行きを出しました。

2.ポップで視認性の高い文字

キャッチコピーは上部の最も目立つ位置に、大きく配置。カラーはボタンのあしらいのピンク色と合わせて、丸みのあるフォントでペットグッズらしいポップさを表現しました。文字の縁を白色にすることで、背景に馴染まないように視認性を上げました。

3.背景に馴染むコップの色味

テーブルに置かれたマグカップの画像と、背景のグリーンの画像は異なるもののため、違和感が出ないように工夫しました。マグカップの色味はテーブルのようなオレンジっぽい暖色だったため、グリーンの背景に合うように色温度を下げて調整しました。

4.クリック誘導ボタン

バナーの目的であるアプリのダウンロードページへのアクセスを促すために、ボタンを作りました。ボタンのカラーは、背景のテーブルのカラーを考慮しました。カラーは浮いてしまわず、目立ち、ペットへの愛情も感じられる鮮やかなピンク色。微かにグラデーションをかけてドロップシャドウをつけることで、ボタンらしい立体感を表現しました。

5.サービス概要がわかりやすいあしらい

撮影した写真を送るだけでオリジナルグッズが作れるサービスなので、その手軽さを表現しました。スマホからマグカップへの矢印と、その下に吹き出しで目立たせました。ポイントとなる単語は、フォントサイズとカラーを変えてさらに強調しました。

6.全体のカラーと調和の取れる白いスマホ

バナー全体の雰囲気に合うように、スマホの素材は黒ではなく白を選びました。マグカップと合うように、色温度を調整しました。

制作を通して学んだこと

優先順位と要素の配置

優先度の高い要素は、大きく配置するだけでなく、視線の動きで一番はじめに目に入る上部に配置した方が、より目立つことを学びました。

ペットの写真をマグカップに合成する方法

ワープ機能を用いて、マグカップにペットの写真が沿うように合成する方法を学びました。

テーブルの背景画像の見せ方

テーブルの背景画像を使う際は、テーブルとその背景の切り替えがわかりやすいかどうか、意識することを学びました。素材を用意した本人は「テーブル」と認識していても、その画像を使ったバナーを初めて見る人がすぐに「テーブル」と認識できなければ意図が伝わりません。今後は制作過程で「初見の人にはどう見えるか?」を意識します。